お知らせ

お知らせ - 東日本大震災被災者支援PJの記事

東日本大震災10周年記念の祈りについて

以下のとおり、東日本大震災10周年記念の祈りをご案内いたします。

 


 

東日本大震災10周年記念礼拝について

 

主の御名を賛美いたします。

 

東日本大震災が発生してから2021年3月11日をもって10周年を迎えます。

 

ご存じのとおり、誰もが予想していなかった災害により多くのいのちが犠牲となり、また生活が一変してしまった方もたくさんおられました。今も悲しみのうちにある方、困難を強いられている方が大勢おられます。これらの方々を覚え、また「10年」という節目の重みを受け止め、ともに祈りをお献げください。

 

すでに管区事務所だより等でお知らせしていた通り、今年の3月11日の礼拝は感染症防止対策を徹底した上で東北教区7教会(青森・盛岡・秋田・仙台基督・仙台聖フランシス・福島・郡山)において、昨年と同様に礼拝をお献げいたします。

 

また、3月13日には磯山聖ヨハネ教会礼拝堂跡地「祈りの庭」にて、記念の祈りをお献げする予定で準備を進めておりました。しかしながら、10都府県に発出されている緊急事態宣言延長を重く受け止め、地域事情に鑑み中止することといたしました。何卒ご理解のほどをお願いいたします。

 

当日は礼拝のライブ配信(主教座聖堂)を考えております。例年遠方より足をお運びいただき、ともに祈りを献げてくださる方がいらっしゃること大変嬉しく思っておりますが、本年におきましてはコロナ禍にあるためご理解の上ご遠慮いただき、それらを用いてともにお祈りいただけましたら誠に幸いです。式文のダウンロード、ライブ映像の配信先については東北教区ホームページにてご案内しております。

 

それぞれに可能な仕方で、この日、この時を心に留めて、大震災による犠牲者のため、今なお多くの困難の中にある方々のため、そしてさらにこれからの真の復興に向けての歩みのために祈りを共にすることが出来ればと願います。

 

主にあって

 

2021年2月8日

日本聖公会東北教区

教区主教 ヨハネ 吉田 雅人

東日本大震災被災者支援プロジェクト

リーダー 司祭 フランシス 長谷川清純

 


 

 

式文のダウンロードはこちらから

 

ライブ配信のご視聴はこちらから

東日本大震災被災者支援プロジェクト電話番号廃止について

長らく東日本大震災被災者支援プロジェクトにて使用してきた電話番号ですが、PHS電話サービス終了に伴い廃止といたしました。
今後、ご連絡の際にはメール(sien.tohoku@nskk.org)をご利用ください。
緊急の際には教区事務所までご連絡ください。

映画『福島は語る』上映会開催のお知らせ

主の御名を賛美いたします。
教区の東日本大震災被災者支援プロジェクトとして、映画「福島は語る」をご紹介申し上げます。東京電力福島第一原子力発電所の爆発・事故以来、避難生活が続き、人生にそれぞれ非常に大きな影響を受けている14人の方々が、一人一人その状況と思いを語られています。映画はある意味では淡々と、その表情を追っていきます。

 

2020年1月11日(土)には仙台基督教会・主教座聖堂において下記ポスターの通り、午後1時より上映会を開催いたします。この機会にどうぞご覧いただければと存じます。全体2時間50分の長い映画ですが、この日は11日に当たりますので、途中午後2時46分前後に、短い祈りの時(および休憩)の時間をとります。入場無料です。どうぞお誘い合わせの上、お集まりいただければ幸いです。

 

主のご降誕を待ち望む季節、皆様の上にますます豊かな主の御祝福をお祈りいたします。
主にあって.

東日本大震災被災者支援プロジェクト

リーダー 主教 加藤博道

 

第6回被災地巡りツアーが実施されました。

11月16日(土)、東北教区の東日本大震災被災者支援プロジェクト主催による第6回被災地巡りツアー(南相馬から小高、浪江、富岡、大隈方面へ)が行われました。今回は東京電力福島第一原子力発電所事故による帰還困難区域を中心に、スタッフを含めて参加者8名で巡ってきました。朝9時に仙台の主教座聖堂を出発、夕方6時帰着の長い時間でしたが、さまざまな思いを与えられた一日となりました。カトリック教会の「カリタス南相馬」のスタッフの方にガイドをお願い出来たことも幸いでした。はじめにカリタス南相馬でオリエンテーションを受け、その後、浪江、双葉、大熊、富岡と巡っていきました。車の前を悠々と横切る大きな猪に驚く一幕も。また富岡町にある東京電力の「廃炉資料館」(廃炉に向けてのPRセンターと言えるでしょうか)の立派な施設をやや複雑な思いを持ちながら見学しました。何と言っても、大熊町を中心に広大な地域、そして立派な住宅街が「帰還困難区域」として封鎖されている光景に、参加者は皆、言葉に出来ない思いを抱きながら帰ってきました。

 


◎帰還困難区域バリケード(富岡町)

「被災地巡りツアー」第5回が行われました。

これまで4回の「被災地巡りツアー」は仙台を出発点に行われてきま
したが、今回は盛岡聖公会の協力を得て、同教会を出発点に、岩手県
の釜石市、とくに鵜住居、また大槌町の現在を訪ねるプログラムでした。
地震発生の後、津波の予測がつかず、町長以下多くの町の職員が
亡くなり、行政として機能不全となって避難指示を出せなかった大槌町。
その旧町役場の近くに建設された「大槌町文化交流センター・おしゃっち」
の中の「震災伝承展示室」を見学、また釜石の中でもとくに激甚な被災地
となった鵜住居では、やはり新しい施設、「うのすまい・トモス」の「いのちを
つなぐ未来館」「鵜の里交流館」を訪問、そして多くの犠牲者を出した
「鵜住居地区防災センター」跡地に設けられ、釜石の犠牲者の芳名を刻ん
だ「釜石祈りのパーク」において、参加者全員で祈りを捧げました。

 

第5回被災地巡りツアー

大槌町文化交流センター「おしゃっち」

第5回被災地巡りツアー

釜石祈りのパーク