お知らせ

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ナザレの家礼拝堂 聖別解除式

5月1日(復活節第6主日)午後4時から、仙台市青葉区台原にある「ナザレの家」内の礼拝堂(旧ナザレ修女会仙台支部変容貌礼拝堂)の聖別解除の祈りが、加藤博道主教の司式のもと、仙台の教役者、信徒関係者が集い、行われました。

 

礼拝堂は1977年に聖別されていますので、40年近い歴史を閉じたこととなります。しかし、ナザレの家そのものは、太平洋戦争前からの「青葉女学院」の歴史にも関係し、とくに戦後、近隣の地、仙台市青葉区小松島にある聖クリストファ幼稚園(現・学校法人聖公会青葉学園)、仙台聖フランシス教会の源となった、アメリカからの変容貌修女会、続いてナザレ修女会のシスター方の祈りの家となり、幼児教育と地域奉仕に深く関わってきました。

 

このたび、東北教区は「小松島・台原プロジェクト」を立ち上げて、この隣接する二つの地域の諸施設や環境、働きを総合的に整える計画を進めており、ナザレの家に関しては解体して、その歴史を閉じることとなったものです。しかし、その祈りと奉仕の精神は、隣接する地(小松島)の幼稚園、教会の働きにつながっていくようにと願い祈りつつ、計画が進められています。

 

ナザレの家、聖別解除式 ナザレの家、聖別解除式 ナザレの家、聖別解除式