東北教区東日本大震災被災者支援プロジェクト

活動報告

「東日本大震災9周年記念の祈り」感謝と報告

新型コロナウイルス感染症の流行という状況の中で、日本聖公会の各教区、各地において、それぞれの仕方で、この日、この時を憶えて祈りが献げられたことと存じます。ヴィデオによる礼拝、ご自宅での祈り等を含めて、それぞれに工夫され、一つの祈りのつながりの中で、ご一緒に東日本大震災被災地、被災者、犠牲者を心に留めて祈ることが出来ましたことを感謝いたします。

 

 

東北教区では予定していました10カ所のうち、仙台基督教会・主教座聖堂はじめ9つの教会で礼拝、祈りの時を持つことが出来ました。人数的にはその合計は大体100名、多いところの数カ所では参加者各24名ほど、あとはそれぞれの状況の中で、基本的には大きな集いになることは避けながら、礼拝が献げられました。他教派からの参加者もあったところ、礼拝は基本的に取り止めと知りながら、どうしても祈りたい思いをもってこられた方と、司祭が二人で祈ったところ、そうした様々な様子を合わせて、以上のようなこととなりました。

 

 

午後2時46分の打鐘を中心に、多くは教役者の司式、勧話でしたが、信徒の方が自身の被災地ボランティアの経験から話された教会もありました。

 

 

 

全国、各地の教会、皆様と思いを合わせての祈りの時が持たれましたことに、重ねて感謝申し上げます。

 

 

2020年3月18日

 

日本聖公会東北教区  教区主教 ヨハネ 吉田雅人

東日本大震災被災者支援プロジェクト・リーダー

              主教 ヨハネ 加藤博道