東北教区東日本大震災被災者支援プロジェクト

活動報告

2025年度活動概要報告

◎東日本大震災被災者支援プロジェクト

 

3月11日、震災を覚え祈り続けるという当プロジェクトの使命でもある「東日本大震災14周年記念礼拝・講演会」(説教 長谷川清純主教、講演島田明夫東北大名誉教授)を開催しました。

 

地域支援活動として、毎月1回「水曜喫茶支援」(原則第2水曜日)、11月に年1回の「広畑お茶会」を開催しました。
それぞれの集まりでは、スタッフは力量不足を感じつつも、皆さんのお話を良く聴くことに
努めています。当事者の立場を考え、どのようなより添いが出来るのかを思いながら、集まって話すことの大事さを尊重しています。残念ながら今年は猛暑のため8月の水曜喫茶は休会としましたが、平均4名ほどの利用があります。
毎回、多くの方々との交わり、差し入れをいただいた諸団体、個人の方々に深く感謝しなが
ら活動を続けています。

 

来年度もお支えくださるよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(プロジェクトリーダー)

 

9月の活動報告

◎東日本大震災被災者支援プロジェクト【9月の活動報告】

 

〔水曜喫茶〕
9月10日の水曜喫茶は4名の参加でした。

 

「広畑お茶会」は東日本大震災での津波被災者の皆さんを中心に、月一度の頻度で開催されていた集まりでした。
皆さんの生活が落ち着く様子を感じながら、今は年一回、11月に開催することになっています。ですから今年は題して「広畑お茶会2025」です。新地町は実りの時期、猛暑だった今年の夏は去りました。皆さんの懐かしい顔が思い起こされます。是非とも今年もお元気で参加していただけるよう祈ります。

 

(プロジェクトリーダー)

 

8月の活動報告

◎東日本大震災被災者支援プロジェクト【8月の活動報告】

 

8月の水曜喫茶支援は「猛暑回避」としてお休みにしました。
予定していた日は新地町でもとんでもない温度になり、中止にして正解でした。
担当の渡部さんのナイスなご判断でした。
9月まで活動も夏休みとなりましたが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?小生が少しバテながらの質問です。

 

福島県内では除染土の処理について毎日のように報道されています。
「除去」「遮断」「遠ざける」の3つが考えられますが、「消して無くす」ことが出来るなら最高なのですが、まったく無理なのが放射性物質の恐ろしさです。
小生の自宅に近い福島駅西口は今日は0.124μシーベルトでした。これは毎度変わりません。

 

 

「広畑お茶会2025」は11月14日(金)、いつもの新地町勤労青少年ホームで行います。関係者の皆さんよろしくお願いいたします。

 

(プロジェクトリーダー)

 

7月の活動報告

◎東日本大震災被災者支援プロジェクト【7月の活動報告】

 

当プロジェクトでは来年迎える15周年の記念礼拝、講演会について動き出しました。
発信拠点となる主会場をどこにするか、説教者をどなたにお願いするか。どの観点からの講演内容にして、講演者をどなたにお願いするか、等々検討を重ねて決めていきます。

 

また年1回開催する「広畑お茶会」の今年の実施日や場所の決定、プロジェクト活動全体の上期の総括、下期の予算見込みなどの打ち合せも行いました。もちろんのこと、現地活動として月一度の「水曜喫茶支援」(原発事故被災者の皆さんとの語らいの場)を重視しています。「日々の祈りと働きとして小さくても、止まることなく……」をモットーとして。

 

 

◆7月の水喫茶支援は3名の参加でした。灼熱高温の中、皆さん体調に気を配りながらご参加くださいました。いつもの関係支援者皆様からの心のこもった差入れに感謝します。
 

(プロジェクトリーダー)

 

6月の活動報告

◎東日本大震災被災者支援プロジェクト【6月の活動報告】

 

福島市在住の筆者は、通勤で自宅から駅まで歩く20分間にある3カ所のモニタリングポスト(線量計)の、その値を毎日見る。
今日は0.124μシーベルトだった。冬場たまに薄く降る雪で地面が覆われ少し数値が減り0.09台になる程度で、解ければすぐに復活する数値。除染後の10年間その数値は変わらない。

 

内閣府は庭先に除染土を使うために都内に運び出すという。でもその場所はあまり人が来ないところらしい。
14年目を迎えて中間貯蔵の除染土が動き出すのは、果たして吉報なのか?

 

 

6月水曜喫茶支援は4名の参加。
新地地区はもはや夏真っ盛りとなり、体調に気を配りながらのご参加となりました。

 

戦後80年、すなわち被爆80年を覚え、7月以降除染土の話題も含めて懇談してみたいと思います。
皆様のいつもの差し入れに感謝します。
 

(プロジェクトリーダー)