東北教区東日本大震災被災者支援プロジェクト
活動報告 - 2019年の記事
「被災地巡りツアー」第5回が行われました。
これまで4回の「被災地巡りツアー」は仙台を出発点に行われてきま
したが、今回は盛岡聖公会の協力を得て、同教会を出発点に、岩手県
の釜石市、とくに鵜住居、また大槌町の現在を訪ねるプログラムでした。
地震発生の後、津波の予測がつかず、町長以下多くの町の職員が
亡くなり、行政として機能不全となって避難指示を出せなかった大槌町。
その旧町役場の近くに建設された「大槌町文化交流センター・おしゃっち」
の中の「震災伝承展示室」を見学、また釜石の中でもとくに激甚な被災地
となった鵜住居では、やはり新しい施設、「うのすまい・トモス」の「いのちを
つなぐ未来館」「鵜の里交流館」を訪問、そして多くの犠牲者を出した
「鵜住居地区防災センター」跡地に設けられ、釜石の犠牲者の芳名を刻ん
だ「釜石祈りのパーク」において、参加者全員で祈りを捧げました。
福島県新地町「広畑お茶会」2019年7月26日(金))
恒例の月一回行われる福島県新地町の広畑仮設住宅で暮らされていた方々のお茶会です。
(新地町勤労青少年ホーム)
大震災発生の年から開始され、今回で第83回となる「広畑お茶会」です。
当初は広畑仮設住宅にて開催されていたので、今もこの名称が使われています。
原則毎月1回。現在は新地町の勤労青少年ホームを会場として仙台基督教会の女性メンバーも多く参加しています。
水曜喫茶と九州教区ご一行被災地訪問(7月10日)
7月の第1回目、10日の水曜喫茶には、いつもの地域の
メンバーに加えて、九州教区災害被災者支援室の被災地
訪問プログラムによって4名の方が参加、また中部教区他
からの参加もあり、いつもに増して賑やかな楽しい会となり
ました。九州教区一行は前後4日間にわたって被災地を訪問、
新地の後は原発の避難区域を訪ねながら南下、小名浜へと
向かわれました。また翌日11日にも神奈川のエリザベス・サン
ダース・ホームの職員の方を含む東京方面からの訪問者が
磯山聖ヨハネ教会、祈りの庭等を訪ねられ、同じようにその後
原発の避難区域へと南下して行かれました。
7月の次の水曜喫茶は24日、8月は21日の1回だけの
開催予定となっています。
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福島県新地町「広畑お茶会」2019年6月12日(水))
恒例の月一回行われる福島県新地町の広畑仮設住宅で暮らされていた方々のお茶会です。
(新地町勤労青少年ホーム)
大震災発生の年から開始され、今回で第82回となる「広畑お茶会」です。
当初は広畑仮設住宅にて開催されていたので、今もこの名称が使われています。
原則毎月1回。現在は新地町の勤労青少年ホームを会場として仙台基督教会の女性メンバーも多く参加しています。
第4回被災地巡りツアー(気仙沼)
2019年6月8日(土)、東日本大震災被災者支援プロジェクト主催の「第4回 被災地巡りツアー」が開催されました。
これは、被災地に行きたくても交通手段や行き方が分からなかったり、一人ではなかなか訪れることができなかった方に、
震災から8年が経った被災地の今を実際に見て知っていただくための企画です。
この日のコースは、気仙沼方面の大島大橋、大島小田の浜、海の市シャークミュージアム、リアスアーク美術館を巡りました。