東北教区東日本大震災被災者支援プロジェクト

活動報告

10月の活動報告

◎東日本大震災被災者支援プロジェクト【10月の活動報告】

 

〔新地町広畑お茶会〕
10月29日(金)
新型コロナウィルスの影響により、4ヵ月ぶりの開催となりました。
9名の参加者が与えられ、仙台から伺った6名のボランティアとともに楽しいひとときを過ごしました。

 

〔水曜喫茶〕
10月13日(水)
参加者5名、スタッフ4名の計9名で、1時間ほどの開催。
新型コロナウィルスの影響による3ヵ月ぶりの開催となり。たくさんの話題に花が咲きました。
飲食はまだ禁止のため、持参した飲み物とお菓子をお土産としてお渡ししました。

 

〔お買い物支援〕
10月7日、14日、21日、28日に開催。
 

 

これからのPJのあり方を探求しています。メンバーたちの意見交換から地域支援の継続と、いくつかの新たな取り組むべき内容が導き出されました。

 

福島第一原子力発電所事故の後遺症は、最も重大な関心事です。
放射能汚染による自然環境と人体への悪影響は、避けて通れない深刻な大問題です。
その汚染と人々の生活に関わる事態を見える化することが肝要です。
トリチウム汚染水海洋放出や六ヶ所村再処理工場稼働等について学び、把握し、伝達し、解決の道を求めていこうと結論しました。

 

10月29日、第93回広畑お茶会が4か月振りに開催されました。新地の方9名、仙台から6名の参加でした。

 

この日、刷り上がったばかりの『震災証言集』がメンバーの皆さんに手渡されました。ちょうど1年前の今頃原稿の依頼をしました。「何書いたか忘れたなー」と自分の箇所を探す皆さん。10名の方が執筆してくれました。
私たちスタッフも10年の関わりなのに、証言集を読んで初めて分かったこともあり、震災当時の貴重な体験を記して頂いたことに深く感謝し、この10年の歩みを振り返っています。

 

 コロナ禍の自粛生活の中、暮らしぶりを各人に尋ねたところ、新地町は感染者が少なく、皆さんの生活はほとんどいつもと変わりなく、平和で穏やかに過ごしていた様子でした。

 

最後、久々にA姉のマジックショーが披露されて、笑いの中で幕を閉じました。

 

 

(プロジェクトメンバー 梅津庸子)