東北教区東日本大震災被災者支援プロジェクト
活動報告
11月、12月の活動報告
◎東日本大震災被災者支援プロジェクト【11、12月の活動報告】
11月、12月共に定例のプログラムが続いています。
〔新地町広畑お茶会〕
11月15日(金)
地域から9名の方が、仙台からボランティアとして10名が参加しました。
12月13日(金)
地域からの13名の参加者、仙台からボランティア8名が参加。
毎回のようにケーキを楽しみ、歌を歌う他にサンタクロースが登場、とくに参加者それぞれが「押し花」を作ってきれいな額にして持ち帰る、というプログラムが盛り上がっていました(写真)。
〔水曜喫茶〕
11月6日(水)
地域から8名、中部教区から3名、そして地域のスタッフとプロジェクトからボランティアが計5名参加。
11月20日(水)
地域から7名、地域スタッフ2名、プロジェクトから2名、そして九州教区、北関東からの訪問者等4名が参加されました。
毎回定期的にケーキ等送ってくださる教会、学校、そして訪ねてくださる方々に励まされています。
12月4日(水)
地域から8名の参加、ボランティア2名、プロジェクトから1名。
12月18日(水)
地域から8名、ボランティア2名、プロジェクトから2名。
クリスマス会を行いました。
原発事故のあと、本当に突然家を離れさせられ、目の前にある家に最低限のものを取りに帰ることも許されなかった、そしてそのまま何か所もの避難地を着の身着のまま廻ることになり、家に短時間戻ることが許されたのは7月、しかし家はもう見る影もなかったと。こうした話は本当に昨日のことのように語られています。
〔お買い物支援〕
毎週木曜日午前中に定期的に開催。毎回平均4~5名の参加。
名取市閖上の復興住宅から名取市の大型ショッピングモールまでご案内しています。
〔第6回被災地巡りツアーの開催〕
11月16日には第6回の「被災地巡りツアー」が実施され、「南相馬から小高・浪江・富岡方面」を訪ねました。参加者4名、スタッフ参加4名、現地にてカリタス南相馬のスタッフの方にガイドをお願いし大変お世話になりました。車の前を悠々と横切る大きなイノシシに驚く場面も。その他、参加者それぞれ簡単には言葉に出来ない現実を見ながら帰ってきました。
〔11日の祈り〕
2020年1月11日(土)には映画「福島は語る」を仙台・主教座聖堂にて上映します。そして3月11日、大震災9周年を迎えることとなります。東北教区全体、そして全国の皆様に祈りの時を共にしていただければと願っています(1月末に全国の教会にご案内をお送りいたします)。
〔その他〕
日本キリスト教団の関係者の方、とくに「放射能問題支援対策室」の方が、長く原発事故による汚染の研究、取り組みをされている医師の方を新地町に案内され、「水曜喫茶」メンバー3人の話を聞かれていきました。
2019年から東北教区の機構の改革により名称が「プロジェクト」となりました。しかし変わることにない全国からのお祈り、ご支援に感謝いたします。