教区報

主教コラム - 昨日も今日も、またの記事

「昨日も今日も、また」2023年8月

先月、主教就任後一ヶ月余、本当に目まぐるしい日々でしたと書きましたが、二ヶ月目ももっとでした。この間、お二人の方が天の主の御許に召されました。八戸聖ルカ教会と青森聖アンデレ教会で、6月26日から29日まで4日間連続の葬儀となりました。

 

ヨハネ佐藤真実司祭は6月24日ご逝去されて、26日通夜の祈り、27日葬送式が八戸聖ルカ教会にて営まれました。真実司祭は70歳定年退職の前年2008年4月に、2度目となる八戸聖ルカ教会に赴任されました。退職後は嘱託聖職で2016年まで務められ、その後2年は礼拝協力をされていました。

 

真実司祭が退職後を暮らし、奉仕する場所として八戸を選ばれたのは、もちろん愛着があったからでしょうし、なによりも信徒の皆さんと一緒にいたかったとの思いが強かったからではなかったかなと推察します。つまり八戸聖ルカ教会は司祭に愛された教会です。

 

 

他方、信徒たちもまた司祭を敬愛されていました。葬儀を営むに当たり、20人弱の信徒の皆様方がほうんとうにご尽力をされました。全員が最善を尽くしご奉仕されておりました。例えば通夜の祈りの前に、祭壇を覆い尽くしているスタンド花の並び方一つにしても記にされて動かしていました。受付や司会等々役目を分担している各人が、気温が高くなってとても暑い中で汗を拭きながらも、心を込めて取り組まれているのを見て、私は感謝でございました。2011年3月23日に、最愛のお連れ合いの百合子さんに先立たれ、晩年には闘病生活となった司祭を見守り支えられた信徒のみなさまには本当に頭が下がります。心からの感謝しかありません。

 

教役者の終の住処は人それぞれでしょうが、もしあまりご迷惑をかけずに、愛する人たち礼拝と侵攻の語らいで暮らせたら、最高に幸せなことだと思わされたのでした。

 

 

<p style=”text-align: right;”> (教区主教)

 

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