お知らせ

お知らせ - 東日本大震災被災者支援PJの記事

第3回被災地巡りツアー

2018年11月17日(土)、東日本大震災支援室主催の「第3回 被災地巡りツアー」が開催されました。

これは、被災地に行きたくても交通手段や行き方が分からなかったり、一人ではなかなか訪れることができなかった方に、

震災から7年半経った被災地の今を実際に見て知っていただくための企画です。

この日のコースは、主教座聖堂を出発し、福島県新地町 磯山聖ヨハネ教会→旧磯山聖ヨハネ教会跡地「祈りの庭」→宮城県山元町「ふじ幼稚園」旧園舎→宮城県岩沼市「千年希望の丘」を巡って来ました。

 

 

第3回被災地巡りツアー

先ずは内陸部に再建された磯山聖ヨハネ教会を訪ねました。 今回の参加人数は現地合流組を含めて7名でした。

第3回被災地巡りツアー

この磯山聖ヨハネ教会を守り続けてきた三宅さんの震災体験と今の気持ちを話をしていただきました。教会の信者に留まらず、誰でも気軽に訪ねることが出来る開かれた教会にしたいと話されました。

第3回被災地巡りツアー

加藤主教と東日本大震災を覚えて祈りを捧げました。

第3回被災地巡りツアー

教会の横には旧礼拝堂の写真パネルが掲げられています。

第3回被災地巡りツアー

次に、旧磯山聖ヨハネ教会跡地にある「祈りの庭」を訪ねました。

第3回被災地巡りツアー

祈りの庭には呼び掛けにご賛同くださった方々のお名前がレンガに刻まれています。

第3回被災地巡りツアー

祈りの庭には東日本大震災の被害における想いを綴った「祈りの碑」があります。

第3回被災地巡りツアー

全員で祈りの鐘を打ち鳴らしました。

第3回被災地巡りツアー

左側の石のテーブルは旧礼拝堂の祭壇の位置になるそうです。

第3回被災地巡りツアー

昼食は地元の旬の味覚を楽しむために、他の支援の時も利用している「cafe 花じかん」に。

第3回被災地巡りツアー

食前の祈り。 感謝していただきます。(^^)

第3回被災地巡りツアー

みんさんに美味しいお昼を楽しんでいただきました。(^^)

昼食の後はお土産を買って購入支援をします。(^^) 地場産の野菜や果物、加工品が売られている「あぐりや」へ。

第3回被災地巡りツアー

みなさん色々と購入されました。

第3回被災地巡りツアー

次に訪ねたのが津波による園児、職員の犠牲のあった宮城県山元町「ふじ幼稚園」旧園舎です。

第3回被災地巡りツアー

倉庫には今だに津波の痕跡が残っています。

第3回被災地巡りツアー

犠牲となった子どもたちのためのお地蔵さんが置かれています。

第3回被災地巡りツアー

お祈りと記帳をして後にしました。

第3回被災地巡りツアー

最後に宮城県岩沼市の津波被害のあった場所に整備された「千年希望の丘」を訪ねました。

第3回被災地巡りツアー

希望の丘に登ります。

第3回被災地巡りツアー

この階段の所がちょうど津波が押し寄せた高さになります。(海抜11m)
写真の左手が海の方向になります。

第3回被災地巡りツアー

てっぺんは海抜17mになります。

第3回被災地巡りツアー

穏やかな海が広がっています。

第3回被災地巡りツアー

ここ千年の丘にはモニュメントがあります。震災の思いを未来に伝えるために建てられたそうです。

第3回被災地巡りツアー

無事、被災地巡りが終わり帰りました。次回は来年の予定です。皆様どうぞご参加ください。

 

第3回被災地巡りツアーのご案内

日本聖公会東北教区東日本大震災支援室主催の
第3回被災地巡りツアーのご案内です。(2018年11月17日(土))
今回は福島県新地町周辺と宮城県岩沼市千年希望の丘を巡ります。
詳しくは案内ポスターをご覧ください。
※下のリンクをクリックしてください。

被災地巡りツアー11.17

 

日本聖徒アンデレ同胞会(BSA)の方が来訪されました。

9月12日(水)から13日(木)、日本聖徒アンデレ同胞会(BSA)の足立征三郎会長はじめ9名の皆さんが、福島県相馬郡新地から小名浜にかけて訪問されました。BSAとしては第3回の「東北巡礼の旅」で、まず隔週水曜日に行われている「水曜喫茶」(原発避難者の方々が中心)を訪問、昼食を共にした後、磯山聖ヨハネ教会、祈りの庭(旧礼拝堂跡)、さらにふじ幼稚園・旧園舎を訪問、祈りをささげられました。
新地町にて1泊し、13日(木)は常磐道を南下、原発事故による帰還困難区域を経て、小名浜聖テモテ教会へ。越山健蔵司祭と共に聖餐式をささげ、帰路につかれました。
ちょうど大震災発生7年と6ヵ月の時にあたるご訪問でした。

 

BSA磯山訪問

 

 

 

 

 

 

第2回被災地巡りツアー

2018年8月25日(土)、東日本大震災支援室主催の「第2回 被災地巡りツアー」が開催されました。

これは、交通手段や行き方が分からなかったり、一人ではなかなか訪れることができなかった方にも、

震災から7年経った被災地の今を実際に見て知っていただきたいと思い、企画いたしました。

この日のコースは、主教座聖堂を出発し、南三陸町(さんさん商店街)→大川小学校→女川シーパルピア→女川町地域医療センター(旧女川町立病院)を周りました。

 

 

被災地巡りツアー

今回は5名の参加でした。

 被災地巡りツアー

最初に南三陸さんさん商店街を案内しました。 この日はものすごく暑かったです。(^^;

被災地巡りツアー

購入支援として、思い思いに買い物を楽しんでもらいました。

被災地巡りツアー

震災遺構としての工事が進められている南三陸町防災対策庁舎です。 この日も近くまで行かなかったのでさんさん商店街から眺めるだけでした。

被災地巡りツアー

大川小学校へ行く前に 時間の余裕があったので、 景勝地神割崎を案内しました。

被災地巡りツアー

震災前ここを訪れた人の話では、海岸が前より沈降しているということでした。 確かに震災の地殻変動でここら辺一帯は地盤が沈下している場所です。

被災地巡りツアー

次に大川小学校を案内しました。

被災地巡りツアー

ここに来るとこの雰囲気に心が痛みます。

被災地巡りツアー

ここも震災遺構としての準備が進められています。

被災地巡りツアー

「東日本大震災を覚えて」の祈りをみんなで唱え捧げました。

被災地巡りツアー

次に、三陸方面では一番復興が進んでいると感じる「女川シーパルピア」を案内しました。 写真はJR石巻線女川駅から眺めるシーパルピアと女川湾です。

被災地巡りツアー

ここは本当にお洒落な街並みになっています。 ここでも購入支援としてお買い物を楽しんでもらいました。

被災地巡りツアー

最後に案内したのが女川町地域医療センター(旧女川町立病院)です。 ここは海面から30mほどの高台に建っている病院です。

被災地巡りツアー

この病院の入り口の柱に津波到達ラインが示されています。

被災地巡りツアー

一階床より1.95mとなっています。 更に、ここは海面から30mも高台にあることを考えてください。

被災地巡りツアー

あの日、この病院のある高台まで津波が到達し、女川の町が海の中に没した事が信じられません。

被災地巡りツアー

病院の二階のフロアーには「震災の記録と記憶」のパネル展示室を案内しました。津波の惨状の写真が展示されていました。

被災地巡りツアー

今回は被災地の復興の地域差を感じていただけたのではないかと思います。 色々な思いを胸に仙台へ帰りました。