お知らせ
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新型コロナウィルス感染症拡大に伴うご注意No.4
2020年5月1日
東北教区各教会の皆様
教役者の皆様
日本聖公会東北教区主教
主教 ヨハネ 吉田雅人
新型コロナウイルス感染症拡大に伴うご注意 No.4
主にある平安をお祈りいたします。
新型コロナウイルスの感染が止まることなく、政府の緊急事態宣言も全国レベルで延長される見通しであり、東北6県と新潟県の知事たちも「県をまたぐ移動の自粛を求める」共同宣言を出しています。確かに東北教区6県では、現状、感染者が比較的少ないとはいえ、毎日のようにどこかの県で感染者が報告されている状況です。
この状況を踏まえ、4月29日に開かれた第6回常置委員会(Web会議)において、教区内各教会の礼拝・集会等の再開の可能性について協議いたしました。そして現時点においては、公共交通機関を使っての移動を避けることや、集まることで感染の恐れがあることに留意し、教区として引き続き予防策を講じることが必要であると判断しました。
復活日をはさんで1ヶ月に渡って、私たちが共に集まって御言葉を聴き、祈りを献げ、聖餐の交わりにあずかれないという、今までに経験したことのないこの状態が続くことは、ほんとうに心苦しく、また辛いことです。しかし、一人ひとりの命を大切にするイエス様の教えに従う私たちが、私たちのみならず、私たちの隣人の「命を大切にし、守ること」を最優先する、これが教会に委ねられた社会に対する責任であり、また主は私たちが「耐えられないような試練に遭わせることはなさらない(Ⅰコリ10:13)」と信じて、以下のように決定しましたのでお知らせいたします。
- 5月3日(日・復活節第4主日)~5月30日(日・復活節第7主日の土曜日)までの主日礼拝および週日の礼拝について、信徒・求道者が一堂に会して公開で行うことを休止します。移動を伴う教区内の諸活動及び各教会における教会委員会や教会行事についても同様です。
- 各教会における主日礼拝等は、各教役者が定住教会で、定時に、ご家族などとお献げください。お独りの場合は朝の礼拝やみ言葉の礼拝を行ってください。
- 信徒の皆さんは、所属教会の主日礼拝の時間になりましたら、教会で礼拝を守っておられる教役者と心を合わせて、ご自宅で祈りをお献げください。
その場合、祈祷書と聖書をご準備の上、以下のような方法をお勧めいたします。
① 定時になったら「父と子と聖霊のみ名によって アーメン」と唱える。
② 「主の祈り」を唱える。
③ その主日の「特祷」を唱える。
④ その主日の「福音書」を朗読し、しばらく黙想する。
⑤ 個人の祈りや代祷を祈る。
⑥ 祈祷書137ページの「家族の朝の祈り」を唱える。 - 信徒の皆さんの黙想の助けになればと思い、5月10日(復活節第4主日)~5月24日(復活節第7主日)の聖書日課に基づいたメッセージをお届けします。教役者の皆様には、メールや郵送、個別ポスティングなど、配布方をよろしくお願いいたします。教区のホームページ(今後掲載予定)でも見ることができます。また仙台基督教会では主日礼拝のライブ配信が試みられています。
- なお、5月31日(聖霊降臨日)からの礼拝再開については、今後の状況を見ながら改めて5月23日に開催する第7回常置委員会(Web会議)で協議し、変更の有無をできる限り早くお伝えします。
- 5月21日(昇天日)から5月31日(聖霊降臨日)までは、別途配布されます「み国がきますように」キャンペーンも共にしてくだされば幸いです。
- 「この間の信施金や月約献金等について」、「葬儀等について」、「教区内の会議等について」、「幼稚園・保育園の活動について」は、3月27日にお伝えしました「新型コロナウイルス感染症拡大に伴うご注意 No.3」をご覧ください。
在 主