お知らせ

お知らせ - 東日本大震災被災者支援PJの記事

熊本県熊本地方を震源とする地震についてのお知らせ

4月14日(木)夜に発生した熊本県熊本地方を震源とする地震について、
九州教区 武藤謙一主教さまから、皆さまにご心配いただいていること
へのお礼と併せ概略以下の連絡をいただきました。
————————————————————————-

熊本聖三一教会の山﨑司祭からの連絡があり、

益城に信徒が一人おられますが、避難している。

また他の信徒の皆さんについては、
家の中に食器などが散乱した家庭もあるようですが、

けがをされた方はいない。

また菊池黎明教会は、建物の被害はない。

リデルライトホームも利用者の皆さん、職員とも大丈夫とのことです。

記念館は木造の古い建物ですので壁に亀裂ができたりしたそうですが、

修復可能だろうとのことです。

 

九州教区として何か支援活動を行うかについては、もう少し現地の状況
を見てから判断したいと考えている。

現時点では9名の方が亡くなり負傷者も多数。益城町では4万を超える
避難者がおり、どうぞ覚えてお祈りください。・・・
————————————————————————-
あらたな情報などは、引き続きお知らせしていきます。
お祈りくださいませ。

ー東日本大震災支援室ー

第3回被災地巡りツアー

2018年11月17日(土)、東日本大震災支援室主催の「第3回 被災地巡りツアー」が開催されました。

これは、被災地に行きたくても交通手段や行き方が分からなかったり、一人ではなかなか訪れることができなかった方に、

震災から7年半経った被災地の今を実際に見て知っていただくための企画です。

この日のコースは、主教座聖堂を出発し、福島県新地町 磯山聖ヨハネ教会→旧磯山聖ヨハネ教会跡地「祈りの庭」→宮城県山元町「ふじ幼稚園」旧園舎→宮城県岩沼市「千年希望の丘」を巡って来ました。

 

 

第3回被災地巡りツアー

先ずは内陸部に再建された磯山聖ヨハネ教会を訪ねました。 今回の参加人数は現地合流組を含めて7名でした。

第3回被災地巡りツアー

この磯山聖ヨハネ教会を守り続けてきた三宅さんの震災体験と今の気持ちを話をしていただきました。教会の信者に留まらず、誰でも気軽に訪ねることが出来る開かれた教会にしたいと話されました。

第3回被災地巡りツアー

加藤主教と東日本大震災を覚えて祈りを捧げました。

第3回被災地巡りツアー

教会の横には旧礼拝堂の写真パネルが掲げられています。

第3回被災地巡りツアー

次に、旧磯山聖ヨハネ教会跡地にある「祈りの庭」を訪ねました。

第3回被災地巡りツアー

祈りの庭には呼び掛けにご賛同くださった方々のお名前がレンガに刻まれています。

第3回被災地巡りツアー

祈りの庭には東日本大震災の被害における想いを綴った「祈りの碑」があります。

第3回被災地巡りツアー

全員で祈りの鐘を打ち鳴らしました。

第3回被災地巡りツアー

左側の石のテーブルは旧礼拝堂の祭壇の位置になるそうです。

第3回被災地巡りツアー

昼食は地元の旬の味覚を楽しむために、他の支援の時も利用している「cafe 花じかん」に。

第3回被災地巡りツアー

食前の祈り。 感謝していただきます。(^^)

第3回被災地巡りツアー

みんさんに美味しいお昼を楽しんでいただきました。(^^)

昼食の後はお土産を買って購入支援をします。(^^) 地場産の野菜や果物、加工品が売られている「あぐりや」へ。

第3回被災地巡りツアー

みなさん色々と購入されました。

第3回被災地巡りツアー

次に訪ねたのが津波による園児、職員の犠牲のあった宮城県山元町「ふじ幼稚園」旧園舎です。

第3回被災地巡りツアー

倉庫には今だに津波の痕跡が残っています。

第3回被災地巡りツアー

犠牲となった子どもたちのためのお地蔵さんが置かれています。

第3回被災地巡りツアー

お祈りと記帳をして後にしました。

第3回被災地巡りツアー

最後に宮城県岩沼市の津波被害のあった場所に整備された「千年希望の丘」を訪ねました。

第3回被災地巡りツアー

希望の丘に登ります。

第3回被災地巡りツアー

この階段の所がちょうど津波が押し寄せた高さになります。(海抜11m)
写真の左手が海の方向になります。

第3回被災地巡りツアー

てっぺんは海抜17mになります。

第3回被災地巡りツアー

穏やかな海が広がっています。

第3回被災地巡りツアー

ここ千年の丘にはモニュメントがあります。震災の思いを未来に伝えるために建てられたそうです。

第3回被災地巡りツアー

無事、被災地巡りが終わり帰りました。次回は来年の予定です。皆様どうぞご参加ください。